自分のブログを確認していたところ、以下の広告が目に飛び込んできました。
「チケンスタイル!」というサイトの広告です。
「チケン(治験)」という響きで、もう20年以上前の大学生の頃の後輩を思い出しました。
当時私は学生寮で大学時代を送っていました。仲のよかった後輩と一緒にいつもアルバイトをしたりしていたのですが、あのときもちょうど3月ごろでした。
その仲のよかった後輩が集団生活の学生寮に嫌気がさして「一人暮らし」を始めようと、その引っ越し資金つくりのために、春休みを利用して「治験のボランティア」に参加し、2週間くらいの入院治験で¥240,000円ほど協力費をもらって帰ってきたのです。
日割りすると一日¥20,000円です。
とても元気そうに帰ってきた彼(後輩)をみて、それまで私が思っていた「治験」の危ないイメージが一瞬でなくなり、治験のボランティア=【短期高額】+【安全】という式が出来上がりました。
「一度体験してみたいなあ・・・」と思いつつもその機会はなく、20年あまりが過ぎてしまいました。
そこで目にした今回の治験ボランティアの広告。
しかし「家族ある」し、「仕事ある」し、治験場所は地元ではない「福岡」や「熊本」のようだし・・・・。
でも年休は十分あるな・・・(長い沈黙を超えて) よし!
「そこまで長い期間の治験でなければ、家族と職場の許可を得て行ってみよう!」と自ら言い聞かせ、
自分の希望にあった短期間の治験内容があるかどうか調べることにしました。以下は
2020年3月1日時点における「チケンスタイル!」の公式サイトの実画面です。
全国でたくさんの治験案件があるようです。
私は今回地元の九州エリアに絞って、治験案件を探していくと・・・・
まだ「受付中」で私にピッタリの案件がありました。(2020年3月1日 19時00分時点)
【5泊+通院1回】¥105,000円 福岡 (年齢 20~45歳の男性 )4月16日(木)~4月21日(火)
通院日も合わせると6日間。一日につき支払われる協力費は¥17,500円くらいです。
通院日は1日だけ、それも運よく4月26日の日曜日です。これなら有給を4日だけ取れば行ける!!
対象案件をクリックすると、以下のような治験内容の概要ページが表示されました。
早速申し込みフォームから「仮予約」をしてみました。
氏名や住所のほかに、「身長」と「体重」の情報の入力が必須になっているようです。
「仮予約」を申し込みフォームから登録したら、以下のような画面になりました。
1日~2日以内に折り返し電話があるようです。
そこで30分程度の問診を電話で受けて、その結果次第で「健康診断」の受診日が決まるようです。治験前には必ず健康診断の受診が必須のようですね。
とりあえず明日明後日の電話を待ってみたいと思います(^^♪
ちなみに健康診断は「無料」で受けられ、その際の交通費は全額支給されるようです。
このあたりは、「チケンスタイル!」の公式サイトの「よくある質問」に記載してありました。
その他、私が気になる点をいくつかまとめてみました。
治験って何?
動物やヒトを使って「作用・効果・安全性」の観点から多くの患者さんの治療に扱ってよいと選出された「薬の候補」となる物質を、健康な成人や患者に対して使用することで効果や安全性、適正な投与量や投与方法などの治療法の「確認」を行うこと。
つまり、「製薬会社」としては、その薬の効果や安全性はすでに実証できているけれど、最終的に厚生労働省に「薬」として販売してよいと認めてもらうために行う必要な試験のようです。
その薬が世の中に出るかどうか、「治験」の結果が大きく関わっているようですね。
治験ボランティアに関する「Q & A」
ここでは、「チケンスタイル!」の公式サイトにある「よくある質問」の中で
私なりに解決できた質問とその回答のみを抜粋して記載したいと思います。
どんなことをするの?
治験入院中は、「採血」や「採尿」、「血圧・脈拍」などのバイタル測定や
「心電図」といった検査が行われるみたいです。
そのほかの時間は、備え付けの漫画やDVDなどで映画を観たり、パソコンを使ったりして
病棟の中で自由な時間を過ごせるようです。
毎日多忙な方ほど、数日くらいであれば意外とリフレッシュできるかもしれません(^^♪
交通費は出るの?
九州では「福岡」や「熊本」に治験場所が集中しているようで、
それ以外の地域からの方は特に「交通費」に関して気になるのではないでしょうか。治験
私も長崎が地元なので気になるところ。公式サイトから確認すると、
事前の健康診断受診日の交通費は支給されるようですが、治験期間中(入院初日、退院日、通院日)の交通費は「負担軽減費※」に含まれるようです。
治験で支払われる「負担軽減費※」って何?
治験で支払われる金額のことを「負担軽減費」と呼びます。
負荷軽減費とは、
通院や入院に係る交通費のような金銭的な負担や長時間の拘束による時間的負担を軽減するために支払われる費用
治験はあくまでも「ボランティア」なので、ボランティアのための「協力費」と
考えた方がよいのでしょう。
治験に参加すると、この負荷軽減費という協力費を頂けるということです。
外国籍の人でも参加できるの?(日本国籍以外の方も参加できる?)
「チケンスタイル!」の公式サイトで現在募集している治験案件は、日本人国籍の方を対象としているようです。時折、外国籍の方の募集もあっているようです。
保険証は必要?
治験案件の施設ごとで異なるようです。
予約が確定したら施設に直接問い合わせて確認した方がよさそうです。
普段から飲んでいる薬がある場合でも参加できるの?
治験期間中の服薬はできないようです。もし常時服用している薬がある人や、疾患を持っている人は
事前に必ず相談するようになっています。
治験入院に備えて持参するものは?
「下着」や「着替え」、「タオル」、「歯ブラシ」などを持参する必要があるようです。
その他詳しくは、予約確定後にその施設に直接問い合わせて確認した方がよさそうです。
治験入院中のパソコンやスマートフォン、携帯電話は使用できるの?
使用できるようです。
携帯電話については、施設ごとで使用できる場所と使用時間が決まっているようです。
パソコンの利用は、ネット環境(wifi)がある施設とそうでない施設があるようですので
予約が確定したら、その施設に直接問い合わせして確認した方がよさそうです。
治験入院中の「飲酒」・「喫煙」はできるの?
禁酒、禁煙である治験案件がほとんどのようです。
治験薬の「副作用」については十分保証されているの?
治験薬は、人に投与する前に多くの安全性試験をクリアしています。しかし、市販の薬にも副作用があるように、治験薬にも副作用の可能性はあるようです。
治験薬の副作用については、事前に必ず治験の担当医師から説明があり、
その説明を十分理解した上で、参加するかしないかを決めることができるようです。
参加して万が一健康被害が生じたときには、速やかに適切な治療を無償で受けられるようになっているようです。
最後に治験ボランティアに参加する「メリット」と「デメリット」をまとめてみました。
まとめ
治験ボランティアに参加する「メリット」
- 健康状態を無料でチェックすることができる
- 医師による専門的アドバイスと診察を受けることができる
- 新しい創薬の開発に協力し社会に貢献することができる。
- 負荷軽減費を貰える。
治験ボランティアに参加する「デメリット」
- 治験期間に対するスケジュール調整が必要。
- 治験期間中の時間的拘束による負担がある。
- 食事制限や運動制限がある。
- 人や治験内容によっては、検査の痛みや不快さがある。
あとがき
ここまで読んで頂いた方、この治験ボランティアについてどう感じられましたでしょうか。
私はすでに予約をしてみましたので、その結果については近いうちに「結果報告」という
形でこのブログで報告させて頂きたいと思います。(^^♪
少しでも興味がある学生さんや社会人で副業を考えている方は、「チケンスタイル!」の公式サイトを確認して応募してみてはいかがでしょうか?
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