2020年秋に発売されるiPhone(アイフォン)新型「iPhone12」について、多くの人が知りたがっていること。
2020年5月27日時点で、iPhone12のことについてネット上で検索されている
あらゆるワードを調べ組み合わせていくと、以下のような「マインドマップ」が出来上がります。
出来上がったマインドマップを見てみると、iPhone12を取り巻くたくさんの情報を
多くの人たちが検索し、興味や関心があることがよく分かります。
そして、それぞれの検索ワードは★マークにある「8つ」のことに大きく分類されます。
今回は分類した★マークの8つ情報をまとめ上げることで、気になるiPhone12が
どのような端末になるのか、iPhone12の「全貌」を楽しく予測していきたいと思います。
「iPhone12」を検索ワードとして、多くの人が関心がある主な内容は以下の8つです。
iPhone12の「★ 発売時期」と「★ 機種(モデル)」についてはこちらの記事
↓↓↓↓
「★本体サイズ」と「★外観(デザイン)」についてはこちらの記事
↓↓↓↓
★仕様については、2020年6月23日にWWBCよりアップルから最新OS『iOS14』に対応する歴代iPhoneの発表がありました!!なんとあの古いiPhoneもiOS14に対応するようです!!くわしくは以下記事をご覧ください。
iPhone12について知りたい「8つ」の中でも、最もボリュームが大きい『★仕様』の部分について2020年6月17日までにリークされている情報をまとめてみることにします。
なお、「仕様」という表現をこの記事では敢えて「機能」とし、複数回の記事にわたり解説していこうと思います。
今回解説するのはiPhone12の以下の機能のうち「1.通信方式/wifi」について。
1.通信方式/wifi
2.ストレージ
3.メモリ
4.Bluetooth
5.SIM・eSIM
6.イヤホンジャックの有無
7.カメラ(画素数、レンズ数、撮影モード)
8.認証方式
9.iOS
iPhone12と同じサイズの
スマホを見つけたので
iPhone SE(第2世代)と比較してみた
↓↓↓
iPhone12発売後
iPhone11が最大21%OFFも値下げされる真相
↓↓↓
通信方式
iPhone12の全4モデルはいづれも5G通信に対応します。
5Gは、4G時代で利用されていた周波数帯域よりも「高周波」な帯域の周波数を利用するため、4Gのときよりも多くの情報量を一度に伝達できるようになります。
つまりiPhone12シリーズは、これまでのiPhoneよりも とても短い時間でより多くのデータ情報(例えば、データ量が多い動画など)を瞬時に送る、受け取る ということが可能になります。
3時間くらいの映画であっても「5G」だったら
たった3秒でダウンロードできるらしいっ!
また、5Gは電波の周波数帯域によって「Sub6」と「ミリ波」という2種類の通信方式に分けられ、iPhone12シリーズでは、モデルによって対応している通信方式が異なります。
2020年6月17日時点では、iPhone12シリーズの5G通信方式は以下のようになるとされています。
5G通信方式(日本) | |
iPhone12(mini) | Sub6のみ |
iPhone12 Max | Sub6のみ |
iPhone12 Pro | Sub6のみ |
iPhone12 Pro Max | Sub6のみ(アメリカで発売されるMaxはミリ波まで対応) |
2020年10月10日の最新情報にて、iPhone12の全4シリーズは「Sub6」のみに対応しています。
「ミリ波」に対応するのは、米国で発売されるiPhone12 Pro Maxのみになりそうです。
すでに「Sub6」と「ミリ波」の両方に対応しているスマホとしては、Samsungの「Galaxy S20+」「Galaxy S20 Ultra」、ソニーモバイルの「Xperia Pro」があります。(2020年6月16日時点)
「Sub6」と「ミリ波」のそれぞれの周波数帯域における通信の特徴について知りたい方は、次の記事をご覧ください。
5Gの「Sub6」と「ミリ波」について
5Gの電波は周波数帯域別の大きく『2種類』の電波に分けられます。Sub6(サブロク)とミリ波と言われる電波です。
それぞれの特徴を分かりやすく説明すると、
Sub6
・6GHz以下の周波数帯域の電波。
・4Gと同じ周波数帯域の延長上にあり、通信エリアがとても広い。
・「ミリ波」よりも通信速度が遅い(4G並の通信速度)。
ミリ波
・30GHz~300GHzの周波数帯域の電波(日本では28GHzも)。
・高周波であるため、一度に大量のデータを短時間で通信できる。
・障害物が多いエリアでは通信が不安定になる。
・大気中の水蒸気や天候(雨や雪)に弱いため「通信エリア」が狭い。
「Sub6」と「ミリ波」はそれぞれの周波数による特徴があるので、どちらが良い悪いというわけではありません。個人的には、5Gの通信環境が整わない2021年くらい迄は、「ミリ波」よりも広範囲で安定した通信であるSub6の電波を受信できるだけでよいかと思います。
wifi
iPhone12シリーズのwifiは、現在のiPhone11から採用された「wifi6」が引き続き採用されます。
wifi6は、従来のwifi5より多くの情報を一度に伝送でき、通信速度も速いことが特長です。
さらにwifi6は、通信の安定性と省電力にも優れています。
wifi6の特徴
✔ 回線の安定性の向上
✔ 省エネ・省電力
「5G」と「wifi6」の関連性
5Gが普及すると、様々なサービスが5Gでの通信を前提とした大容量のコンテンツ配信を行うようになります。そうなると、wifi6以前のwifi環境では、通信速度が5Gの通信速度には追いつかないため、wifiの存在価値が今よりも低くなってしまいます。
5G通信に繋いでいるときは問題なくインターネットが使えるけれど、
wifiに繋げた瞬間、通信速度が遅くなって満足にネットが使えない。
5Gの普及とともに「wifi」の規格もそれに対応していかなければ、満足した通信を行うことができません。
その点iPhoneは、iPhone11シリーズからすでに「wifi6」に対応しているため、5Gの通信品質とのギャップに悩まされることはないと思われます。
まとめ
iPhone12では全てのモデルで5G通信が対応できるようになりますが、モデルによって「Sub6のみ」、「Sub6+ミリ波」と通信方式が異なります。
またwifiの規格では、iPhone11シリーズよりwifi6に対応しているため、5Gが普及したとしても5Gの通信品質との格差はなく、快適な通信を行うことができるでしょう。
iPhone12と同じサイズの
スマホを見つけたので
iPhone SE(第2世代)と比較してみた
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もし『5Gで通信』という表現を使う場面であれば、電波は「Sub6」よりも「ミリ波」であるべきだと思います。