2020年4月24日(金)、Appleから新しいiPhone seが発売されて早1ヵ月が経とうとしています。
巷では、iPhone seの様々な良い点やイマイチな点が解説されていますが、私がiPhone8からiPhone seに買い替えて一番良かった点と思う点はただ1つ。
iPhone8を使っている方は、iPhone SE(第1世代)の「良さ」ってこの1点のみといって断言していいです。
iPhone8を使っていた私にとって、iPhone seをここ1ヵ月くらい使用して気づたことは、サイズや重さ、デザインなどの「外観」、そして操作性などの使い勝手は、iPhone8と全く同じであるということ。
「wifi6対応」だの、最新の「A13 bionicチップ搭載」だの、iPhone seの良い点を機能的な側面から解説している方をよく見かけますが、使用感や見た目はまったく一緒なので、iPhone8を使っていたことがある方であれば、iPhone seとの差はほとんど無いといっていいです。
そんな中でも私がiPhone8からiPhone seに買い替えて一番良かったと思った点は、人物へのポートレート撮影が行えるということ。iPhone8のカメラでは「ポートレート」撮影ができません。
でも、皆さんの中にはきっと、iPhone SE(第1世代)はiPhone8と同様、1,200メガピクセルのシングルカメラ、撮った写真もそんなに変わらないんでしょ?
と思われる方もいると思います。
ですので、今回はiPhone8で撮った写真とiPhone seのポートレート機能を使って撮った写真の比較を交えながら、iPhone seのポートレート写真に関するレビューを行ってみました。
興味ある方は是非ご覧ください。
「左」がiPhone seの「ポートレートモード」で撮った写真。「右」がiPhone8で撮った写真。モデルは私の4歳の息子です。(プライバシー保護のため目の部分を隠してます。)
【左】iPhone se(ポートレートモード)
【右】iPhone8(ポートレートモード無し)
左のiPhone seで撮った写真は人物の後ろの背景がボケていて、まさにポートレート写真。それと比較して、右のiPhone8で撮った写真は背景ボケもなくいたって普通の写真です。
ポートレートモードのすごさ
iPhone se2のポートレートモードを使って、いろいろな写真を撮り比べしてみました。モデルは双子の娘たち。(プライバシー保護のため目の部分を隠してます。)
✅ 「静止」している被写体を撮ったとき(ポートレート)
静止している人物(被写体)を撮るときはポートレートモードの効果が出ています。背景がうまくボケていい感じの写真が撮れます。(iPhone8では、このような写真は撮れません。)
✅ 動いている被写体を撮ったとき(ポートレート)
背景はボケていますが、動いている被写体の方も少しボケみがかっています。ポートレートモードは、動いている被写体には不向きと言えます。(以下、動いている被写体の一部を拡大した写真)
✅ 少し遠方から人物全身を撮ったとき(ポートレート)
一見、背景がうまくボケているように見えますが、写真の被写体の足元をみてみると・・・・
地面までボケてしまっています。(以下、写真の足元を拡大した写真)
まとめ
iPhone seの一押しのポートレート機能を使って撮った写真の数々いかがでしたでしょうか。
私がiPhone8からiPhone seに買い替えした理由は、まさにこの「ポートレートモード」の機能がiPhone seのカメラにあったから。その1点です。
ただしiPhone seのポートレート機能にも弱点があります。それは前述にありますように以下の点。
✅ 背景以外の不要な箇所までボケてしまう。
そしてiPhone seのポートレート機能の最大の弱点は、iPhone 11やiPhone11 Proのように人物以外の被写体へ無効なこと。
おまけ
ただ、人物を見立てた人形のようなモノにはAIが「人」と認識するようで、ポートレート写真が撮れることがあります。しかし、出来上がった写真の背景はボケ感はまるでありません。
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