2022年夏、日本全国で再び新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威が止まりません。
COCOAアプリ削除しても
通信量・バッテリーが消耗し続ける解決方法
新型コロナウイルスの感染からすでに3年近くが経過しようとしている日本は今、“第7波”に直面しています。
またNHKでは、2022年8月10日においては感染者数が過去最多となった各都道府県が最も多くなったことをデータで示しています。
▲新たな感染者数が「過去最多」となった都道府県は赤色で表示。赤色の都道府県が多いことが分かります。
感染者の数が増える傾向にある背景には、お盆などで帰省ラッシュによる人の移動によるものと、夏祭りなどのイベントが影響しているように感じます。
第7波では、オミクロン株の亜系統である「BA.5」が主流で、“重症化”はしにくいもののワクチン接種による感染予防効果は低いため、マスクをつける以外の感染対策にも心掛ける必要があります。
- 重症化しにくい。
- ワクチン接種による感染予防効果は“低い”。
日本におけるマスクの“着用率”は85%以上と、海外が減少傾向にある中で今だ高い水準を保持しているのは、重症化するしないにかかわらず“人に感染させてはいけない”というモラル的な思考が強い人種と推測できます。
そんな真面目な日本人がマスク以外に行うべき予防対策は、やはり厚生労働省が推奨している接触確認アプリ『COCOA』を利用することでしょう。
とくにコロナ陽性者との接触の可能性が高まる“お盆休み”や“年末年始”など、人の移動が多くなる時期は、自分がコロナ陽性者との接触の可能性をCOCOAアプリを通した通知でスマホから確認することができるので必要不可欠です。
一方で、COCOAアプリは頻発する不具合や、それに対する高額な改修費にみまわれ、国民の信頼度がガタ落ちであることは事実。
そんな信頼性が低かったCOCOAアプリですが、現在では順当なアップデートを重ねて、以前よりも正確な接触情報をユーザーへ通知できるようになりました。
コロナ陽性者との正確な接触情報を通知できるようになったCOCOAアプリではありますが、実際に通知を受け取ったとき、どのような行動を取ればよいのでしょうか?
COCOAで陽性者との濃厚接触の可能性を告げる通知が来たけど、
次に何をどうすればよいのか分からない・・・
実際に、はじめてコロナ陽性者との濃厚接触の可能性を示唆する通知を受け取ったら「不安」や「焦り」がおこり、次に何をすればよいのか、どういった行動を取るべきなのか判断がつかないときがあります。
そこで本記事では、『COVID-19にさらされた可能性があります』というCOCOAアプリからの陽性者との接触の可能性を示唆する通知が来たら、取らなければならない行動についてCOCOAアプリの実画面を用いて分かりやすく解説します。
新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」で濃厚接触の可能性を示唆する通知を受け取ったときに、どうすればよいか分からない方は参考にして頂けると幸いです。
COCOAアプリの利用について
新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の設定の仕方は、すでにインターネット上に情報が溢れているのでここでは詳しく解説しませんが、COCOAアプリを正しく利用するには最低でも以下の設定をスマートフォンで行う必要があります。
BluetoothをONにする
COCOAで通知が来たら・・・
COCOAアプリがスマートフォン上で正しく動いている前提で、陽性者との濃厚接触の可能性があった場合、以下の内容のメッセージがスマホに通知されます。
COVID-19にさらされた可能性。
新型コロナウイルス要請登録者と接触した可能性があります。
詳細はこちら。Appからその接触の日付、期間、および信号の強さに
アクセスしました。
この通知がスマホで確認された場合は、COCOAアプリで以下の操作に従い、厚生労働省が勧める都道府県ごとの受診・相談センターへ連絡し、検査の受診の案内を受けて下さい。
通知をタップ
↓
COCOAアプリが起動
↓
「検査等の相談先を探す」
↓
住まいの都道府県にある
受診・相談センターへ連絡
↓
検査の受診の案内を受ける
受診・相談センターの連絡先(電話番号)は、COCOAアプリの以下の操作の中で確認することができます。
「COVID-19にさらされた可能性があります」の通知をタップします。
陽性者との接触確認が取れた件数が表示され、その下に表示される“症状を入力して相談”ボタンをタップすると、症状に関する画面に遷移します。
以下の症状のいずれか1つでも当てはまる場合は“症状あり”ボタンを、全く当てはまらない場合“症状なし”ボタンをタップします。
- 息苦しさ(呼吸困難)
- 強いだるさ(倦怠感)
- 高 熱
- 咳がでる
- 軽い風邪のような症状
住んでいる都道府県を選択します。(例 東京都を選択)
自宅近くの「受診・相談センター」の連絡先が表示されます。電話番号をタップすると電話をかけることができます。
症状がない方は、念のため陽性者と接触したかもしれない以下の心当たりがないか考えます。
- 家族や友人、職場の人、身近な人に感染者がいる。
- 息苦しさ、発熱、咳などの軽い風邪のような症状の人が身近にいる。
- 身近な人に感染者や症状がなくても受診を希望したい。
住んでいる都道府県を選択します。(例 東京都を選択)
自宅近くの「受診・相談センター」の連絡先が表示されます。電話番号をタップすると電話をかけることができます。
このように、陽性者と接触した可能性を示唆する通知を受けたら、その後どういった行動を取る必要があるのかを最新のCOCOAアプリでは画面操作にて明確に指示してくれます。
COCOA 通知は“何日前”のものが来る?
COCOAで濃厚接触の可能性を示唆する通知が来たらどうすべきか?ということに加えて、もう1つCOCOAの通知に関して多くの人が気になることがあります。
それは、陽性者と濃厚接触した可能性がある日がおおよそどれくらいなのか?ということです。
通知が来たらまず、“何日前くらいに接触した可能性があったのだろう?”ということを思います。
そこで厚生労働省は、接触した可能性のある陽性者が発症した日、もしくは検査した日から“2日前以降”に接触した可能性がある場合に通知が来ることを公表しています。
『約2日前以降』での接触 → 通 知
アップデート前のCOCOAアプリでは、これまで陽性者による陽性登録から遡り14日間の接触の可能性を通知していたようですが、最新バージョンのCOCOAアプリでは
陽性者がCOCOAアプリで陽性であることを登録した日・・・ではなく、陽性者が発症した日、または検査日の2日以降の接触に関して通知するようになっています。
“2日”である理由は、厚生労働省が定義した『濃厚接触の期間』にあります。
厚生労働省は、濃厚接触の期間を以下のように定めています。
・陽性者に症状が出た日の2日前から、療養や退院の基準を満たすまでの期間。
・発症後10日間経ち、かつ症状が治まってから72時間たつまでの間。
・感染者が無症状の場合は検査の検体を採取した日の2日前から検体採取後7日間たつまでの間
つまり、最新のCOCOAアプリでは陽性者が実際に“陽性である症状が確認できた時期”での濃厚接触の可能性”がより以前より正確に分かるようになっています。
まとめ
スマホにコロナ陽性者との接触の可能性を示唆する通知が来たら何をすべきでしょうか?
通知が来た瞬間、きっと「不安」と「焦り」で、自分が何をどうしたらよいか分からなくなることでしょう。
そこで本記事ではCOCOAから“COVID-19にさらされた可能性があります。”という通知が来たときに、取るべき行動を分かりやすくまとめてみましたのでご覧ください。